だにまるの2nd作品集『もう一度、してみたい。』デジタル特装版の魅力を徹底解説！

注目の新時代作家による待望の第2弾

初単行本『この恋に気づいて』で大きな話題を呼んだだにまるが、満を持して送り出す2nd作品集がついに登場しました。今作では、より一層磨きのかかった作家性と、読者を魅了する独特な世界観が堪能できます。

出典：だにまる著　「もう一度、してみたい。」

物語の中心となるのは、強気なOL犬上と同僚の猿島によるケンカップルの恋愛劇。犬猿の仲の二人が居酒屋で夜通し言い争った末に、気がつくとラブホテルで目を覚ますという衝撃的な展開から始まります。記憶はないものの、身体が覚えている快感という設定が、読者の興味を一気に引きつけます。

comicアンスリウム誌上で好評を博したこの作品は、まさにケンカップルSEXの傑作と呼ぶにふさわしい仕上がり。だにまる特有の積極的なヒロイン像が存分に発揮された作品となっています。

出典：だにまる著　「もう一度、してみたい。」

デジタル特装版では、通常版に加えて特別コンテンツが充実しています。描き下ろし後日談『もっと、してみたい。』（20ページ）では、メインストーリーのその後が楽しめ、ファンには見逃せない内容です。

さらに、歴代イラストを収録したフルカラー小冊子『DANIMARU Art Chronicle』（40ページ）も同梱。作家の成長過程や画風の変遷を追体験できる貴重な資料となっています。

本作品集には『恋になるまで、』『Petunia』シリーズ、『恋の進め方』『悪い子の躾』など、バラエティ豊かな作品が収録されています。どの作品にも共通するのは、だにまるらしい積極的で魅力的なヒロイン像。読者は様々なタイプの恋愛模様を一冊で楽しむことができます。

新時代の恋愛漫画を牽引するだにまるの世界観を存分に味わえる、ファン必携の一冊です。